動悸・ドキドキするとき

動悸は、循環器内科を受診される方にとても多い症状です。
「心臓がドキドキする」「脈が速い」「脈が飛ぶ感じがする」など、感じ方はさまざまです。

まず確認してください

動悸と一緒に、

  • 胸が痛い、苦しい
  • 安静にしていても息苦しい
  • 意識が遠のく、失神する
  • 冷や汗が出る、強い気分不良がある

このような症状がある場合は、緊急性の高い不整脈や心臓病の可能性があります。

救急受診や119番を検討してください。

動悸だけなら、脈を測ってみましょう

まず椅子に座って、少し落ち着きましょう。

手首の親指側に、人差し指・中指・薬指の3本を、イラストのように指先で触れるように当てます。

指先に少し力を加えて、脈が触れる場所を探してください。触れる力は、ペットボトルを5mm程度押し込むくらいの力が目安です。強く押しすぎると脈を感じにくくなるため、脈が最も分かりやすく触れる強さに調整します。

右手の3本の指を手首の親指側に当てて脈を測る位置

① 測る場所

脈が触れたら、1分間、脈を数えてみてください。
確認するのは、「1分間に何回か」と「規則正しいか、乱れているか」の2つです。

脈はどうですか?

100回/分を超える

安静にしても100回/分を超えている場合は、頻脈性不整脈などの可能性があります。
循環器内科を受診しましょう。

50回/分未満

脈が50回/分未満の場合は、徐脈性不整脈などの可能性があります。
普段から脈が遅い方もいますが、めまいや息切れを伴う場合は受診してください。

脈がバラバラに乱れている

脈の間隔がまったくバラバラの場合は、心房細動などの可能性があります。
すぐに、循環器内科で確認しましょう。

ときどき脈が飛ぶ

「トン、トン、トン……抜ける」「ときどき強くドキッとする」
規則脈の正しい中に不規則なものが単発で混じる。
このような場合は、期外収縮のことがあります。

期外収縮はよくみられる不整脈で、急いで受診する必要がないことも多いですが、頻繁に続く場合や症状が強い場合はご相談ください。

50~100回/分で規則正しい

胸痛や強い息苦しさなどがなく、脈が50~100回/分程度で規則正しければ、緊急性は高くないことが多いです。
ただし、動悸を何度も繰り返す場合は、一度ご相談ください。

動悸のときは「速さ」と「乱れ」を確認

同じ「ドキドキ」でも、速いのか、遅いのか、バラバラなのか、ときどき飛ぶのかによって原因や緊急性が変わります。

動悸を感じたら、可能であれば脈を1分間測ってみてください。
「いつから」「何分くらい続いたか」「脈拍数」「脈の乱れ」をメモしておくと、診断の手がかりになります。

気になる動悸があれば、はなまるクリニックへご相談ください。