「つゆ」といえば、はなまるうどん。「梅雨」といえば、紫陽花。「梅雨のはなまる」といえば、家族会!
はなまる在宅クリニックの看護師松本です。6月9日晴天の土曜日に、第3回はなまる家族会を行いました。貴重な洗濯日和にお集まりいただき、本当にありがとうございました!
今回は、これまでの家族会に参加してくだった方々の他、昨年6月から今年の2月までの間に亡くなられた患者様のご家族124世帯にご案内し、21名のご家族が参加してくださいました。前回同様に、5~6人ずつ4つのテーブルに分かれて、各々の介護していたころの思いや、亡くなった後から今に至るまでの思いなど語り合っていただきました。
おいしいサンドイッチとお菓子でコーヒーブレイクをとったあとは、マイクをまわし、皆さまの前で思いのまま語っていただきました。
故人がまだどこかにいるような気持ち。
自宅で過ごしたかったのに、病院で最期を迎えたことへの残念な気持ち。
結婚記念日に旅立った、印象深い最期を迎えたこと。
遺品を整理していたところ、妻へ宛てた愛情あふれる手紙が出てきたこと。
たくさんの家族の思いを語っていただき、「自分だけじゃない」「頑張って前を向いて生きなくちゃ」などと励まされたというお声もありました。
最後に記入していただいたアンケートでは、「今介護している人たちに伝えたい」というご意見もいただき、このような温かい気持ちを、現在介護で大変な思いをされている方々へ、何らかの形で伝えられるように考えていきたいと思います。
また、「介護中はいろんな人が来るが、亡くなったとたんパタッと誰も来なくなる」というご意見もいただきました。近くを通ったときには、お顔をみに伺わせていただいたり、家族会などでお会いできる機会を絶やさないようにしていきたいと思います。
次回は来年1月を予定しています!また皆様にお会いできることを楽しみに、今日も往診に行ってきまーす!
はなまる在宅クリニック
松本 ふきこ